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亞丁転山7
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亞丁(yading)三神山は感動中国、第17回と第18回で紹介している。
その神山の一つ、央邁勇(yangmaiyong)の三角錐の優美な姿が忘れられず、もう一度訪れたいと思っていた。ジョセフ・ロックの書いた資料にも「三角錐の神秘の山」の記述があるようだ。その神山を巡る「転山」トレッキンが募集されている。しかし全行程を行く「大転山」コースは6日から7日かかる。それも何か所もの4000mを超える峠越えの連続である。何とか3日くらいのコースで行けないかとガイドに相談して今回の山旅になった。
登山道をさらに進むと氷河で削られたカールのようなところに出た。一面褐色の世界が広がっている。カールを横切り、少し進むと海抜5036mの錯該達埡口(峠)に着いた。念願の峠越えである。登山口の呷洛村から1850mほど登ったことになる。