感動中国100 記事一覧
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第89回
太陽と水と塩の神秘阿克塞から格尓木/黒独山/察尓汗(チャアルハン)塩湖
アンデス、ボリビアのウユニ塩湖も美しい塩湖だが、このチャアルハン塩湖も決してウユニ塩湖に劣らないだろう。その最も美しい時期は5月~10月、殊に夏場が気候も安定して最適シーズンと言われる。春には氷と雪の塩湖も見られる。 美しい塩湖を見るには太陽光が必須、だから運にも恵まれないといけない。
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第88回
シルクロードの祈り馬蹄寺/嘉峪関と明長城/敦煌郊外/鳴沙山月牙泉/敦煌莫高窟
「月光下范范沙漠 」、月の砂漠をはるばると・・思わず口ずさみたくなる鳴沙山月牙泉である。鳴沙山月牙泉は甘粛省酒泉市敦煌近郊にある砂漠と泉。鳴砂山は砂山を滑り降りると砂がこすれて音を出すことでその名がつき、月牙は三日月、泉が三日月のようでその名がついた。泉は古代より枯れることがなかったが、最近は注水もしているようだ。
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第87回
天上の画家祁連山草原/七彩丹霞/外星谷
甘粛省張掖(チャンイェ)に不思議の世界、神の造形の七彩丹霞がある。 こんな絵を誰が描いたのだろう。天上の画家と言いたくなるような七彩丹霞だった。 鳥や虫、蝶も他を引きつけるためにいろんな色や姿で美しく着飾る。山も人を引きつけるために神が絵を描くのだろうか、と思いたくなる七彩丹霞である。
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第86回
珠江デルタと赤坎(チーカン)鎮香港/澳門(マカオ)/ 珠海/江門 /肇慶/台山
香港やマカオ、珠海や開平のある江門は珠三角(珠江デルタ)と言われ、雲南省の雲貴高原に源を発する珠江、西江など複数の水系からなるデルタ地帯。そのため深圳、広州、中山、珠海、江門の沿海都市を車で走るといくつもの大橋を渡る。
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第85回
近代史路地裏散歩厦門(アモイ)と鼓浪嶼(クランユ)
鼓浪嶼(クランユ)には巨大な岩山の日光岩(サンライトロック)がある。通称、雁仔山。海抜100mほどで鼓浪嶼では最も高い場所である。二つの大きな岩でできた岩山である。 岩山に登れば島が一望できる。赤い屋根の家が島一面に見え、地中海の海岸を見ているような景色である。
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第84回
客家(はっか)の故郷福建土楼
土楼の多くは「客家」(クジャ、はっか)により建てられたので、客家土建築とも言われる。「客家」とは、地元住民でも、また単なる部外者の客人でもない、他地域からの移住者。定住地を持たないため「客家」の名がつけられ、主に唐から北宋時代にかけ黄河流域の中原から南方に移住した人を「客家」と言う。
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第83回
冬の恋情その3哈爾濱
哈爾濱市の道里区ソフィア広場のセントソフィア大教会は1907年に建築が始まった哈爾濱のシンボルのような建物である。1907年は中国では清の光緒帝33年の時代。元はロシア商人の資金で、ロシア兵が中東鉄道建設時に建てた教会。二度再建されている。高さ52mあり、2千人が収容できる大教会である。鐘楼には7つの金が7色の音を奏でる。現在は哈爾濱市の建築芸術館として一般公開されている。
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第82回
冬の恋情その2牡丹江横道河子
ロシア建築の教会は中東鉄道博物館になっていた。黒と水色の美しい建築で丘の上にありひときわ目立つ。中東鉄道建設時の資料、写真がたくさん展示されている。 旧満州時代に使われていた日本語の本や地図が展示されていた。1938年の本、「東満の都市 牡丹江案内」「躍進牡丹江と其周辺」の題名の本があった。
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第81回
冬の恋情その1吉林霧淞島
偶然だが霧淞島で泊まった旅館のご主人、李さんのお父さん、李柔靭氏は中国撮影家協会及び世界華人撮影学会会員で元吉林市撮影家協会副主席。美しい霧淞島の写真を撮り続け、李氏が撮影した霧氷写真集が中国撮影出版社から出版されている。出会いの記念に1冊プレゼントしていただいた。また感動中国100で李柔靭氏が撮影した霧淞島の霧氷の紹介をしているので、その美しい写真もぜひご覧いただきたい。