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仙境の翡翠池
INDEX
- 仙境の翡翠池【黄龍1】
- 仙境の翡翠池2【黄龍2】
- 仙境の翡翠池3【黄龍3】
- 仙境の翡翠池4【黄龍4】
- 仙境の翡翠池5【黄龍5】
- 仙境の翡翠池6【黄龍6】
成都から四川省の中央北部、青海省、甘粛省の境界に近い阿壩藏族羌族自治州を旅した。
四川省から甘粛省に入ったところ甘南の扎ガ那と四川省から青海省に入ったところの年保玉則はずっとあこがれていた地だった。扎ガ那と年保玉則をめざして成都を出発した。
だが、阿壩藏族羌族自治州はすばらしい景観の地、言わば秘境の宝庫である。扎ガ那や年保玉則までの途中の行路にも感動の地がいっぱいある。時間の制約もあったが何か所かを選び、時に回り道もしながら旅をした。その行程の最初の場所は黄龍である。
成都から黄龍に向かう前日、杜甫が成都時代、建築技師として役所時代を過ごした故居、「杜甫草堂」と成都の「安順廊橋」を訪れた。「杜甫草堂」は竹の緑が美しく、「安順廊橋」の夜景は周囲の高層ビル群の中できわだった存在感を示していた。そして山椒と唐辛子の四川の本場の麻辣(マーラ)を食べた。朝、成都を発ち途中黄龍に近い「牟尼溝」に立ち寄った。「牟尼溝」は黄龍溝に連なる黄龍景区の渓谷美の秘境の一つで何段も続く大きな滝が威容を誇っていた。丁度、ビワの収穫のシーズンで道路沿いの屋台で美味しい名産のビワを買った。