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太陽と水と塩の神秘
INDEX
- 太陽と水と塩の神秘【阿克塞から格尓木へ】
- 太陽と水と塩の神秘2【黒独山】
- 太陽と水と塩の神秘3【察尓汗(チャアルハン)塩湖】
- 太陽と水と塩の神秘4【察尓汗(チャアルハン)塩湖】
- 太陽と水と塩の神秘5【察尓汗(チャアルハン)塩湖】
青海省北部から甘粛省西部を回る西北(青甘)大環線を時計と反対周りに回った。
青海省の西寧から祁連山草原を通って甘粛省張掖(チャンイェ)から敦煌、敦煌から南に向かい阿克塞に着いた。阿克塞(アクサイ)は一時、油田で賑わったが、石油が枯れて一夜にして消失した村があり映画のロケ地にもなった。
阿克塞から青海省の格尓木(グルム)に向かう途中、阿克塞から5時間ほど経過した地の道路で検問があった。この先は外国人侵入禁止。もとに引き返すように指示された。先日もイタリア人が通行しようとしたが、引き返してもらったという。
引き返せば予定の場所に行けず、さらに5時間かけて阿克塞に戻るのも大変、どうしようと思いながら外国人管理処の人と相談を続けると、電話に出た上司が私のパスポートの年齢を見て、健康を気づかってくれたのか、特別に通行許可を出してくれた。以前にも新疆で同じようなことがあったが、中国の役人にはやさしい人も多い。