※このページに掲載した写真は個人利用に限り自由にご利用いただけます。
著作権について
万山の祖と三江源
INDEX
青海省の格尓木(グルム)の街から国道109号を南にチベット自治区の拉薩方面に向かう。道路は間もなく崑崙山脈の中に入っていく。崑崙山脈はパミール高原から青蔵高原北端に連なる2,500㎞の大山脈。崑崙山は中華民族の神話発祥の山で、「万山の祖」と呼ばれ、中華民族の母なる山である。
国道109号に沿いながら拉薩に向かう青蔵鉄路が通り、拉薩に向かう列車が走っている。道路のそばに電力風車の羽を載せたトレーラーが停まっていた。驚く長さでどのように道路を走るのだろうか。崑崙山口(峠)に向かう道は、緑の無い茶色い山々がどこまでも続く道だった。