感動中国100 四川省の記事一覧
地域別 index
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第80回
景観国道317号を行く国道317号を成都へ
新路海から甘孜(ガンチェ)や馬尓康(マルカン)方面に向かう国道317号を行く。道の右側にはずっと雪山が続いている。このあたりは沙魯里山系、大雪山系など総称して横断山脈と呼ばれる山々が続く。その横断山脈の山なのか。山から水蒸気が上がり太陽と霧、雲と雪山が織りなす、すばらしい風景に出会った。その傍で拉薩を目指しているのか、ご夫婦と思われるお遍路さんに出会った。何日かけて茶馬古道を歩き続け拉薩に行くのだろうか。
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第79回
チベット文化の宝庫と温泉の街徳格印経院と甘孜県
街の中に白塔公園があり、真っ白い白塔の向こうに卓達拉山が見えた。朝、白塔の周りをやはり時計周りで信者が回っていた。チベット族の一人の女性は五体投地で白塔を回っていた。甘孜にはチベット仏教の著名な寺、施設が多い。
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第78回
海抜5千mの仏教学院十明佛学院と白玉寺
十明佛学院はガ陀寺、正式名はガ陀多吉丹である。名前の由来は、チベット文字の起源と関係があるようだ。四川省甘孜藏族自治州白玉県河坡地区にあるチベット仏教寧瑪巴派の寺院で金剛座十明佛学院とも呼ばれる。十明佛学院には1万冊の蔵書があり、4000人の教師、生徒を擁する総合仏教学院である。言わばチベット仏教の総合大学。800年の歴史があり、これまで10万人の卒業生を輩出している。
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第77回
亞丁から白玉へ措普溝(ツォプコウ)と巴巴(ババ)海
亜丁の山を下りて登山口のシャングリラ鎮で泊まった。ここから国道227号を北に向かい、国道318号が通る理塘に出て、北に向かい、四川省とチベット自治区の境の街、徳格から国道317号を東に向かい成都に戻る。
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第76回
亞丁転山亞丁
波用措(湖)の向こうに見えた峠に登ると、もう一つの神山、海抜6032mの仙乃日が見えた。峠からは央邁勇と仙乃日が並んで見える。二つの神山が仲良く並ぶ感動の風景である。 亞丁(yading)村に向かい降りて行くと仙乃日がさらに大きく見えてくる。 冲古寺がある景区玄関口に近づき、ガイドのニィモさんと別れることになった。馬を連れたガイドは景区内への立ち入りが禁止されている。
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第75回
木里(muli)王国(ジョセフ・ロックの足跡を訪ねて)木里(muli)
木里(muli)は木里王国とも呼ばれ、四川省涼山彝(yi)族自治州木里藏族自治県にある。周囲は海抜4000m以上の900峰の雪山に囲まれ白水河が流れる、まさに香格里拉(シャングリラ)の神秘の地である。木里県には彝族、漢族、蒙古族、納西族など21の民族が暮らし人口およそ12万人である。
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第68回
貢嘎崇拝冷嘎措、楽山大仏
貢嘎山鎮を過ぎ冷嘎措(ロンガツォ)の麓に着いた。冷嘎措は麓の村から歩いて山道を2時間ほど登るが夕刻近くになり時間もなく、馬で登ることにした。冷嘎措は海抜4530mにある小さな湖である。措はチベット語で湖を表す。馬で40分ほど登ると正面に貢嘎山が見えてきた。
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第67回
海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ扎瓦拉峠・巴塘・理塘
格木村を過ぎると道路はまた登りになり海抜5080mの扎瓦拉峠に着く。周囲は火山岩の扎瓦拉雪山のすごい景観が広がり、その威容に圧倒される。格聶南線は扎瓦拉雪の峰の間を縫うように走り、それまで通ってきた格聶神山とはまた違った趣があり感動が湧く。
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第66回
神山を仰ぎ格聶(グニエ)南綫を行く格聶(グニエ)神山
牧場の向こうにはきっと素晴らしい風景が広がっているのではと思い、兄妹のお父さんと思われる男性に格聶(グニエ)峰が一番すばらしく見えるところに案内してもらえないかと頼んだ。するともう一人、友達を呼んでくれて2台のバイクに乗って来た道を戻り、途中で細い山道に入った。