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シルクロードの祈り
INDEX
- シルクロードの祈り【馬蹄寺】
- シルクロードの祈り2【嘉峪関と明長城】
- シルクロードの祈り3【敦煌郊外】
- シルクロードの祈り4【鳴沙山月牙泉】
- シルクロードの祈り5【敦煌莫高窟】
甘粛省には多くのシルクロードの遺跡、石窟群がある。張掖にある馬蹄寺石窟と敦煌の莫高窟はシルクロードの主要仏教遺跡。馬蹄寺石窟は10㎞ほどの距離に千佛洞や三十三天石窟などがある。千佛洞には崖に掘られた500以上の佛塔窟があり、三十三天石窟は二百メートルほどの高さの大きな崖の中腹に五層に分かれた21の洞窟が塔の形に配置されている。その中には大きな仏殿もある。
崖の佛洞を遠くから見れば、五層の塔になっている形状がよくわかる。
馬蹄寺は東晋十六国時代、5~6世紀の建立で1600年ほどの歴史がある。当初は漢仏教で後にチベット仏教寺院になった。当時の建物は古代の戦い、また近年の文化大革命で破壊され、多くは台座だけが残る。最も栄えた時代、僧侶は1000人を超えていた。
張掖の大佛寺には大きな釈迦涅槃像があるが、修理工事中だった。