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長江上流と幸せを呼ぶ山
INDEX
- 長江上流と幸せを呼ぶ山【金沙江1】
- 長江上流と幸せを呼ぶ山2【金沙江2】
- 長江上流と幸せを呼ぶ山3【飛来寺と日照金山】
2017年にシャングリラの丘から見た梅里雪山を近くに見たいと思い再び麗江、シャングリラから梅里雪山を目指した。飛行機が麗江の飛行場へ降下を始めると、金沙江なのか、緑の水を湛えた川が見え、畑の文様が美しい。雲南省の西北部、西蔵(チベット)自治区と四川省、ミャンマーと境界を接する地方を廸慶(ティチン)と呼び、雪山と峡谷、草原、森林が美しい地である。廸慶には青藏高原に源を発し、雲貴(ユンクイ)高原に注ぐ三つの大河、西から怒江、欄滄(ランカン)江、金沙江が流れる。幅100㎞の狭い地を三つの川が流れ、三江併流と呼ぶ。東を流れる金沙江は長江(揚子江)上流域の名で、流域には納帕海湿地や普達措森林公園、尼汝などの名所がある。麗江から金沙江沿って北上し、途中、尼西(ニシ)の街の近くで有名な尼西土鍋の地鶏を食べたが、さすがに美味しかった。梅里雪山の麓の村、雨崩に向け車は標高3,500mほどの高地を走った。