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チベットの愛に育まれた世界自然遺産
INDEX
- チベットの愛に育まれた世界自然遺産【九寨溝1】
- チベットの愛に育まれた世界自然遺産2【九寨溝2】
- チベットの愛に育まれた世界自然遺産3【九寨溝3】
- チベットの愛に育まれた世界自然遺産4【九寨溝4】
- チベットの愛に育まれた世界自然遺産5【九寨溝5】
黄龍から川主寺に戻り翌朝、川主寺近くの九黄圣(聖)地花海に寄りラベンダー畑を見て松潘県と九塞溝県境界の干海子を通り夕刻近く、九塞溝の玄関である漳(チャン)扎鎮に着いた。黄龍の海抜は3,500mを越え、川主寺は3,200mほど、九塞溝の玄関、漳扎鎮は2,000mほどで川主寺から1,200mほど下りが続いた。高山病になりやすい人は九塞溝に着けば少し楽になりほっとするだろう。
川主寺から漳扎鎮まではおよそ85㎞。九塞溝は誰もが知る世界自然遺産である。九寨溝は中国では翠湖、疊(ジョウ)瀑、彩林、雪峰、藏情、藍冰の六絶(六つの極め)と言われ、すなわち雄大な滝と森、翡翠のような青い水、雪峰、藍色の冰そしてチベットの愛がある六絶の世界で、地球のすばらしさと不思議を感じるまぎれもない世界の遺産である。