亜丁の山を下りて登山口のシャングリラ鎮で泊まった。ここから国道227号を北に向かい、国道318号が通る理塘に出て、北に向かい、四川省とチベット自治区の境の街、徳格から国道317号を東に向かい成都に戻る。
朝、香格里拉鎮のホテルで待っていると登山途中で出会った都魯村に住むガイドが、私たちが登山口の村に停めていた車をホテルに届けてくれた。そして理塘に向かった。
理塔への道は紅葉が美しく、沿道の白塔公園にある白塔が紺碧の空に輝いていた。白塔の本堂は37ｍの高さがあり、その下に多くの白塔が並び、三層からなるこの地域最大の美しい塔である。日が良いのか、沿道ではいくつかの結婚式の賑わいがあった。みんなチベットの民族衣装を着ていた。