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山を彩る金色の絨毯

広西壮族自治区

第41回-1

龍脊棚田1

INDEX

  1. 山を彩る金色の絨毯【龍脊棚田1】
  2. 山を彩る金色の絨毯2【龍脊棚田2】
  3. 山を彩る金色の絨毯3【龍脊棚田3】

 雨の桂林の山々は霧に霞んでいた。桂林から約80㎞、車で2時間半の山中にある龍脊(ロンベイ)棚田を訪ねた。棚田は宋の時代から清代初期にかけてつくられた。まるで正確に定規で寸法を測ったかのように山にカーブを描きながら、標高500mほどの麓の村から千mほどの山の頂まで幅1mほどの段々畑が続いている。
棚田のある村には壮(チワン)族、瑶(ヤオ)族の少数民族が暮らしている。ヤオ族は女性上位の社会と言われる。女性は髪の長さを誇り、結婚するまでは布で髪を隠す。髪を黒々と輝やかすために米のとぎ汁で髪を洗うという。村で出会った女性はお年寄りでさえ黒々と輝く長い髪だった。ヤオ族の若い女性は家の三階で暮らし、男性が女性に会うには家の外に三階まで渡した直径20cmほどの丸太を登らねばならないという。登れて初めて女性に認められるのだそうだ。今の日本の女性も3Kなどお金や背丈や顔より、もう一つのK(木)を考え、丸太を登れるかを入れたほうが結婚生活もうまくいくのではないか。或いはK(気合)かそれともK(こころ)を選ぶべきだろうか。冗談と共に半分は本気で思う。花の棚田、水が輝く棚田、雪化粧の棚田を見に再び訪れたい、龍脊棚田はそんな気にさせる棚田だった。

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