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苗族文化が残る石積集落

湖南省

第25回

苗人谷と苗寨

INDEX

  1. 苗族文化が残る石積集落【苗人谷と苗寨】

鳳凰の街から車で40分ほどの地にある苗人谷を訪ねた。苗人谷は今も苗族の服装、歌、生活風習など苗族文化が色濃く残る、最後の苗寨(苗族が暮らす村)とも言われる。苗族の祖先をたどれば原始時代、中原で栄えた黄帝などの“中華三祖”に遡り独自の言語を持ち苗語を話す。苗寨は湘(湖南)、黔(ケン、貴州)、滇(テン、雲南)に多く存在し、万物信仰、自然崇拝のもとに今も自然と共生して暮らす稲作民族である。苗人谷に明代からの「早崗苗寨」があった。家々の塀は石が積まれ、石を敷き詰めた村の道を、籠を背負った苗族の老婆が歩いていた。
苗人谷を散策すると深い渓谷があり、高さ50mほどの大きな洞窟を深い緑の水がながれていた。
苗人谷は小さな苗寨であるが貴州省の西江には“千戸苗寨”と言われる大規模の苗族の村もある。

旅案内

湖南省ですぐに思い浮かぶのは張家界と湖南料理、そして洞庭湖である。洞庭湖は湖南省の東北にあり昔“八百里洞庭”と呼ばれた総面積2,579㎢の大きな湖である。“湘”“資”“沅”(ユン)“澧”(リ)の四つ川と長江が注ぐ。それらの川の面積も入れると3,879㎢に達する。琵琶湖の6.7倍の広さである。杜甫の「登岳陽楼」は「昔聞洞庭水今上岳陽楼」(昔、洞庭湖のことを聞いていたが今、初めて岳陽楼に登り洞庭湖をみる)と詠んだ。湖南料理の特色菜の唐辛子のきいた魚料理も水に恵まれた湖南省ならではの料理である。

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