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雅拉雪山を守る木雅大寺
INDEX
- 雅拉雪山を守る木雅大寺【雅拉雪山と西蔵族小村】
- 雅拉雪山を守る木雅大寺2【木雅寺その1】
- 雅拉雪山を守る木雅大寺3【木雅寺その2】
- 雅拉雪山を守る木雅大寺4【塔公寺と雅拉雪山】
康定空港から省道434号を塔公寺に向かった。山を抜け草原に入っていく。塔公草原だろうか。峠から草原の谷の向こうに雪をいただく荘厳な山、塔公郷に聳える海抜5,305mの青繞(チンラオ)神山が見えた。
省道434号から離れて、西蔵(チベット)族の小村を通る細い道に入った。村には仏塔があり、その向こうに海抜5820mの亜拉雪山またの名は雅拉雪山の優美な姿があった。亜拉のチベット語の意味は舍得(惜しまない)で“全てを与え賜う”という仏を表しているのだろうか。雅拉雪山は西蔵仏教の神山で、チベットから見れば雅拉雪山はチベット高原の東端に位置するので東方の白氂牛(白いヤク)と呼ばれる。
この村の先にある木雅(ムヤ)寺は康定からの距離はそれほど離れていないが、道がわかりにくく不便なためか、訪れる観光客も少ない秘境の寺である。