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白とブルーの神秘

雲南省

第4回-1

白水台1

INDEX

  1. 白とブルーの神秘【白水台1】
  2. 白とブルーの神秘2【白水台2】

虎飛峡から哈巴雪山を過ぎて行路で一番高い海抜3,700mの峠を越えると炭酸カルシュームの沈殿物が堆積した真っ白い台地にブルーの水をたたえる白水台に着いた。白水台は海抜2,380mで村を見下ろす台地にあった。
訪れる人もほとんどなく静寂の中の純白とブルー、背後に聳える雪山、それはまるでユートピアに迷い込んだようでもあり、小説「失われた地平線」の世界に入っていったような感慨がわく。白水台はそこに暮らす納西(ナシ)族の聖地で、神が残した“仙人遺田”と言い伝えられている。それは中国でも最大の“泉水台地”と言われるように光輝いていた。このような台地は日本では見ることはできない。鍾乳洞の中によく似た石灰石と泉があるが白水台の背後には高い山がある。前面には村と渓谷、草原が拡がる。白水台は雄大な景色の中でひときわ輝き白とブルーの色彩を放って存在している。高台から見下ろす白水台は神に祈りを捧げる舞台のようでもあり、まさに聖なる台地である。虎跳峡からそのままシャングリラに向かう予定を急遽変更し白水台を訪れたが、実は見えない何かに導かれて白水台を訪れたのかも知れない。

旅案内

白水台は香格里拉(シャングリラ)県の海抜2,380mの納西(ナシ)族が住む白地村にある、白地村は納西族の東巴(トンパ)教の発祥地で教祖の“東巴什羅”(トンパシュル)は白水台で修業したという。納西族や周辺の少数民族は年に一度白水台に集まり神に祈り、歌を歌い舞いを奉げるという。白水台は納西族にとって神霊が残してくれた棚田なので“仙人遺田”と呼ばれる。紅葉の中で白とブルーに輝く台地を後に100㎞先のシャングリラに向かう。シャングリラの街は海抜3,200mほど。また登りが続く。

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