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神の村トレッキング
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雨崩村に行くには飛来寺から山を下り西当温泉のある標高2,535mの西当村に行き、そこから徒歩又は乗合自動車で行く。地道の狭い山道を、土煙を上げ車は走り、1時間ほどで雨崩に着く。徒歩なら1日コースである。車か徒歩か迷ったが歩いても森林の中を行き展望もあまりないとのことだったので車に乗った。もし歩いていたらさぞ土埃で服の中まで砂が入っていただろう。雨崩からの戻りは同じ道を車で戻るか、徒歩なら尼農峡谷の崖の狭い道を1日かけて歩く。雨崩村は上村と下村に別れ上村は標高3,228m、下村は3,054mにある。泊まった民宿は下村を見下ろす上村の山腹にあった。テラスや部屋からも梅里雪山の峰々を見ることができるお洒落な民宿だった。宿でコーヒーを飲みながら梅里雪山の峰々や霧の中から姿を現した下村の風景を見たのは最高のやすらぎのひと時だった。上村を散歩した。白いチベット風の建物と仏塔が村の風景に溶け込んでいる。アヤメの花だろうか、草原には一面に青紫の花が咲いていた。民宿に戻ると昨日、飛来寺で日の出を待っていた時、隣でカメラを構え、日照金山を背にした私の写真も撮ってくれた女性が同じ民宿に泊まっていてお互い、偶然を喜んだ。彼女とは翌日も冰湖に向かう途中に出会い、二人で写真を撮った。雨崩はやはり神の村なのか、上村の仏塔と下村の仏塔を結び虹の橋が架かった。