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冬の恋情その1-5
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昨日、霧氷の無い時に来た、存在感のある1本の木が立つ場所に再び向かった。雪で真っ白なトウモロコシ畑の真ん中で、白い着物を着たようにその木は姿を変えていた。うっとりするような美しさで、まるでトウモロコシ畑の雪原に立つ妖精である。木の近くを流れる川に目を向けると、霧がたちこめている。霧の向こうには、ぼんやりとした朝焼けの日の出が見える。後に日本でその写真を見た知人は、ターナーの絵のような景色と語った。