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チベット族と回族が平和共存する聖なる地3
INDEX
- チベット族と回族が平和共存する聖なる地【郎木寺1】
- チベット族と回族が平和共存する聖なる地2【郎木寺2】
- チベット族と回族が平和共存する聖なる地3【郎木寺3】
- チベット族と回族が平和共存する聖なる地4【郎木寺4】
- チベット族と回族が平和共存する聖なる地5【郎木寺5】
帰り道、チベット族の少年は案内しながら秘密の場所があるので連れて行ってあげるという。何だろうと思いながらついて行くと急な崖をどんどん登って行く。このあたりはチベット仏教の天葬があるのでそこに行くのだろうかと思いながら従った。郎木寺の甘粛の寺は天葬台にもつながっている。
彼は崖の中腹の洞窟の前で立ち止まり中に入れという。身をかがめてなんとか入ると洞窟の中には小さな部屋のような空間があり、祭礼を行う場所のようだった。彼の説明では昔、戦いの時には村の人たちはこの洞窟に隠れたという。中国には“白毛女”の物語があるが、主人公の喜児もこんな洞窟に隠れて暮らしたのかと思いをめぐらす。