四川省・の写真 海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ6-1

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海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ6

四川省

第67回-6

理塘その1

INDEX

  1. 海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ【勞者弄峠】
  2. 海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ2【格木村】
  3. 海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ3【扎瓦拉峠】
  4. 海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ4【巴塘】
  5. 海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ5【姉妹湖】
  6. 海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ6【理塘その1】
  7. 海抜5千mの扎瓦拉峠を越え巴搪、理塘へ7【理塘その2】

理塘(リタン)は世界最高度の高原都市と言われる。小さな街や村では理塘より海抜が高いところにある地もあるだろうが、人口7万に近い街では4千mを超える理塘は最高度に位置しているかもしれない。だから理塘は“天空都市”とも言われる。
 理塘は四川省の省都である成都から654㎞離れ、古くからチベットとの茶葉交換で栄え、国道318号のチベットに向かう要衝にある。その人口のほとんどがチベット族である。
 “理”はチベット語で銅を表し、“塘”は平地、盆地の意味で“銅鏡のように輝く”地の意味だろうか。横断山脈の中ほど、沙魯里山脈にあり、近くには中国最美の広い草原の一つと言われる毛埡大草原もあり夏には花の海になる。
 理塘の街を見下ろす丘の上に明朝時代の1580年に建立されたチベット仏教の「長青春科爾寺」またの名を理塘寺という、がある。
朝早く丘の上に登ると信者がお寺を中心にして丘の上の道を時計周りに回っていた。
 建物は白と紅の壁が輝くチベット建築様式で、白は吉祥を現し、紅は安らぎを現すという。

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旅案内

巴魯や理塘では美味しい四川の魚の鍋がある。川魚の白身と野菜、唐辛子と山椒の麻辣魚火鍋だが、このあたりは唐辛子より山椒の方が幾分多いような気がするが美味しい。

四川省・周辺の略地図

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