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神山を仰ぎ格聶(グニエ)南綫を行く6
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道路脇の山の向こうに時折、真っ白い雪山が姿を見せる。真っ青な空と真っ白い雪山。その対比に感動しながら進むと、牧場だろうか、小さな小屋がありテントが張られ、兄妹のようなかわいい子供たちが私を見て手を振ってくれた。牧場で話を聞きたいと思い車を止めた。チベット族の男性がにこやかに出迎えてくれた。牧場の上を見ると雪の格聶(グニエ)峰が見えている。彼らは夏と短い秋をこの牧場で過ごし、1週間後に麓の村に降りるという。夏の間、子供たちは毎日、すばらしい景色を見ながら山をかけまわっているのだろう。