お寺に戻り、お坊さんに寺を案内してもらった。厨房では大鍋に入ったミルク茶を沸かして朝食の支度をしていたので、美味しいチベットミルク茶を御馳走になった。

小さな部屋に僧侶の写真が飾られ、秘宝だろうか、黒い石が置かれ、その横に僧侶が座っているような姿で、頭と体に布を巻き付けた等身大の人形のようなものが二体置かれていた。亡くなった僧の化身なのだろうか。

お寺の建物の真上には格聶（グニエ）の山頂が見えた。お寺の庭ではチベット民族衣装を着たかわいい男の子が遊んでいた。