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仙境の村、党嶺から葫芦海に登る3

四川省

第38回-3

葫芦海への登山道1

INDEX

  1. 仙境の村、党嶺から葫芦海に登る【成都 賽窄巷子(サイツァイハンツ)】
  2. 仙境の村、党嶺から葫芦海に登る2【塔嶺村】
  3. 仙境の村、党嶺から葫芦海に登る3【葫芦海への登山道1】
  4. 仙境の村、党嶺から葫芦海に登る4【葫芦海への登山道2】
  5. 仙境の村、党嶺から葫芦海に登る5【葫芦海への登山道3】
  6. 仙境の村、党嶺から葫芦海に登る6【葫芦海への登山道4】
  7. 仙境の村、党嶺から葫芦海に登る7【葫芦海】

朝早く党嶺村を出発して海抜4,200mにある仙境の湖、葫芦海を目指した。
党嶺村は海抜3,347mなのでおよそ853m、日本では神戸の六甲山の高度差と同じくらいを登る。戦時下の共産党の「長征」もこの山を越え、「長征」の難所でもあった。葫芦海には「長征」と同じ道を行くのだろうか。登り始めると間もなく村を見下ろす高台に出て遠くのお寺が金色に輝いている。しばらく穏やかな道が続き、木々の緑と空の碧さが競い合っている。出会う人もいない道をひたすら登ると途中、牧場の小屋の前で小さな子供達が遊んでいた。とても富士山の高さを登っていると思えないのどかな道である。かつて党嶺は中国の十大トレッキングコースに選ばれたことがある。時代の変化でトレッキング人気も高くなり、多くの秘境が解禁されたため今はその名はない。現在の十大コースは、桂林の漓江(リコウ)、新疆の喀納斯(カナス)、四川の四姑娘山(スクニャンサン)、西蔵の崗仁波斉(カンレンパル)、梅里雪山、四川のコンガ山、新疆の夏塔古道、烏孫古道、西蔵の珠峰(チョモランマ)、西蔵の南迦巴瓦(ナムチャパルワ)、四川省の稲城亜丁、雲南省の怒江大峡谷、新疆のタカラマカン砂漠など高山の麓の渓谷や砂漠トレッキングに人気がある。

旅案内

四川名物もいろいろある。食では四川鍋の他に坦坦麺(タンタンメン)が有名。艶のある赤みがかった麺を濃厚な麻醤ミソで食べその麻辣の味は格別である。また日本人が頭に浮かぶ食は麻婆豆腐だろう。麻婆豆腐は昔、成都の“陳さんの食堂”で店の娘さんがつくった創作料理で“陳麻婆豆腐”の名で呼ばれていた。また四川は内陸なので魚は淡水魚を食べる。唐辛子がきいた少し酸っぱみのある赤いスープにカットした鰱魚を入れて食べる“酸菜魚”が有名である。

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