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甲玉拉措と玉科草原からパンダとお茶の故郷へ5
INDEX
- 甲玉拉措と玉科草原からパンダとお茶の故郷へ【甲玉拉措】
- 甲玉拉措と玉科草原からパンダとお茶の故郷へ2【多杰玉崇神山(トゥジィェユツォン神山)峠】
- 甲玉拉措と玉科草原からパンダとお茶の故郷へ3【玉科草原、道フ】
- 甲玉拉措と玉科草原からパンダとお茶の故郷へ4【墨石公園】
- 甲玉拉措と玉科草原からパンダとお茶の故郷へ5【雅安パンダ保護研究センター】
- 甲玉拉措と玉科草原からパンダとお茶の故郷へ6【蒙頂山】
野生パンダの生息分布は四川省を中心にかなり広い。パンダ国家公園は野生パンダ生息地の約59%を占め、北は甘粛省との境、九塞溝付近から陝西省と甘粛省の一部、南は四川省雅安の南、峨眉山付近までの2.2万㎢の広大な地域。四国4県の面積より広い。
2013年調査での野生パンダ総数は1.864頭。パンダ国家公園エリアには野生パンダが1,300頭ほどいる。
四川省の成都近くにはパンダ保護研究センターが四カ所ある。臥龍核桃坪、臥龍樹坪、雅安碧峰峡、都江堰青城山の4か所。臥龍は成都から映秀、四姑娘山鎮に向かう途中にある。
雅安センターは2008年の四川汶川地震で震源地に近い臥龍センターが被害を受けたため、新たにつくられ、一部パンダが臥龍から雅安に移された。
今回の旅では当初、臥龍に行く予定が大雨のため閉鎖。雅安碧峰峡センターを訪ねた。パンダ保護研究センターでは、山の広い区画ごとに少数パンダが居住する。野生パンダが生息する地に近い環境で施設がつくられているようだ。
夏の暑さのためか、多くのパンダが昼寝し、また居住建物の中から出てこなかった。
上野動物園から戻った香香(シャンシャン)の居住区もあったが、老年だからか、シャンシャンは建物の中から姿を見せなかった。パンダは中国では“熊猫”、保護研究センターにパンダ進化の説明書きがあったが、もとは猫だったそうだ。












