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炎熱の谷から緑の天山へ5
INDEX
- 炎熱の谷から緑の天山へ【庫車峡谷1】
- 炎熱の谷から緑の天山へ2【庫車峡谷2】
- 炎熱の谷から緑の天山へ3【克孜尓魔鬼城】
- 炎熱の谷から緑の天山へ4【温宿、博孜墩、天山托木尓峡谷1】
- 炎熱の谷から緑の天山へ5【温宿、博孜墩、天山托木尓峡谷2】
- 炎熱の谷から緑の天山へ6【温宿、博孜墩、天山托木尓峡谷3】
南新疆、阿克蘇地区の西北、キルギスタンとの国境を接する地に温宿県がある。温宿はウィグル語で“多水”の意味。天山の豊富な雪解け水に恵まれた地の意味だろう。その西北方、托木尓(トムール)峰に向かい100㎞ほど行くと博孜墩(ポチタン)村がありトルコ系民族、キルギス族の柯尓克孜(クルクチ)族が暮らす村である。人口は6,000人あまりで他にウィグル族、哈薩克(カザフ)族、蒙古族も暮らす遊牧民の村である。柯尓克孜(クルクチ)族は馬肉を食べ、美しい刺繍織物や柯尓克孜帽子で有名。柯尓克孜(クルクチ)族が歌う哀愁を帯びた歌はロシア民謡に似ている気もする。