※このページに掲載した写真は個人利用に限り自由にご利用いただけます。
著作権について
胡楊林を染めるタリムの夕陽3
INDEX
- 胡楊林を染めるタリムの夕陽【塔里木(タリム)盆地その1】
- 胡楊林を染めるタリムの夕陽2【塔里木(タリム)盆地その2】
- 胡楊林を染めるタリムの夕陽3【塔里木(タリム)盆地その3】
- 胡楊林を染めるタリムの夕陽4【塔里木(タリム)盆地その4】
- 胡楊林を染めるタリムの夕陽5【塔里木(タリム)盆地その5】
塔里木盆地の風景はなんといっても秋になり砂漠で金色に輝く胡楊林、その間を流れるタリム川の風景だろう。紅葉には早い、夏の盆地だったが、胡楊林を赤く染めながら中央アジアに沈む夕陽に期待して砂漠の中を走った。陽が沈む寸前、胡楊林の中に分け入り、1本の存在感のある胡楊林を見つけてシャッターをきった。
水も少ない砂漠で暑さにも、冬の氷点下になる厳しさにも耐え、一人佇む孤高の戦士のような胡楊林の堂々とした姿に感激した。思い描いていた以上のすばらしい夕景だった。
胡楊林を赤く染めながら、ユーラシアの大地に陽は沈んでいった。シルクロードの旅人もこんな夕陽を見ながら西域への旅をしたのだろう。