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シルクロードの真珠3
INDEX
- シルクロードの真珠【ウルムチからカシュガルへ】
- シルクロードの真珠2【カシュガル古城その1】
- シルクロードの真珠3【カシュガル古城その3】
- シルクロードの真珠4【カシュガル古城その3】
- シルクロードの真珠5【アイティガ清真寺】
- シルクロードの真珠6【香妃園】
喀什の街を歩いていて気付いたことがある。カシュガル市の人口はおよそ65万人、そのうちウィグル族が55万人で、人口の85%がウィグル族。だから金髪の人、青い目をした人もいる。しかし、日本人にとって、どこか懐かしい顔をした女性もよく見かける。
どこで見たのかと考えて思いあたったのが新疆博物館で展示されている古代シルクロードの壁画や置物の女性の顔だった。飛鳥時代の古墳の壁画にも通じるような女性の顔、また版画家の棟方志功が描く丸顔の女性の顔でもある。棟方志功が描く女性のモデルはある女流陶芸家と言う人もいるが、私はシルクロードの壁画の女性がモデルではないかと勝手に思っている。そう思いながらカシュガルのレストランに入ったら、新疆博物館で見た古代女性と驚くほど瓜二つの女性が食事をしていた。失礼と思いながら、何度もその女性を見ていた。