安徽省・黄山の写真 “天井図画”の奇岩の地5-1

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“天井図画”の奇岩の地5

安徽省

第58回-5

天井図画

INDEX

  1. "天井図画"の奇岩の地【観音峰・臥云峰】
  2. "天井図画"の奇岩の地2【黄山の日の出】
  3. "天井図画"の奇岩の地3【西海大峡谷】
  4. "天井図画"の奇岩の地4【松】
  5. "天井図画"の奇岩の地5【天井図画】
  6. "天井図画"の奇岩の地6【蓮花峰】
  7. "天井図画"の奇岩の地7【岩峰のロープウェイと塔川村】

黄山を訪れるのに最も良い季節はいつと聞かれると、私は冬の雪の季節と答えるだろう。
奇岩から天に向かい生えている松の樹氷はさぞすばらしい景観だろう。
 日本在住の中国人歌手、李広宏さんは日本の名歌を中国語で歌っている。李広宏さんは「荒城の月」の一節で「千年古松不寂寞展枝顯芳中華」と歌う。(千代の松枝・・)。黄山の松も千年の風雪に耐え雪の中で堂々と枝を拡げているのだろう。
山の上のホテルはロープウェイ駅からかなり離れ、険しい階段の山道を歩かなければならない。そのため山を歩いていると度々、天秤棒で重い荷物を吊り下げて山を登る“剛力”に出会う。いったい何キロの荷物を担いでいるのか。食品や飲み物、ホテルで使う消耗品など、片方で20㎏なら両方で40㎏、いやそれ以上はあるように思える。麓からロープウエイに乗せて運び、そこから施設まで運ぶのだろう。毎日それを続けていると思うと、ただ頭が下がる。黄山では剛力も、松も私たちに何かを語りかけている。

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旅案内

黄山の麓には温泉があり、ホテルもたくさんある。温泉の平均温度は42.5度の重炭酸塩泉。唐代に発見され、玄元皇帝が温泉に入り髪の毛が黒くなったとの伝説がある。

安徽省・黄山周辺の略地図

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