安徽省・黄山の写真 “天井図画”の奇岩の地4-1

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“天井図画”の奇岩の地4

安徽省

第58回-4

INDEX

  1. "天井図画"の奇岩の地【観音峰・臥云峰】
  2. "天井図画"の奇岩の地2【黄山の日の出】
  3. "天井図画"の奇岩の地3【西海大峡谷】
  4. "天井図画"の奇岩の地4【松】
  5. "天井図画"の奇岩の地5【天井図画】
  6. "天井図画"の奇岩の地6【蓮花峰】
  7. "天井図画"の奇岩の地7【岩峰のロープウェイと塔川村】

黄山を一言で言い表せば「奇松、怪石、雲海、温泉、冬雪」である。その中でも松は黄山の特徴的風景である。黄山十大松と呼ぶ松がある。最も有名な松は迎客松、ロープウエイの玉屏駅近くの玉屏峰にあり、樹齢1,300年、10mほどの高さの松で、迎客松と呼ばれる。なぜ“ウエルカムパイン”と呼ばれるのか、どうやらその枝にあるようだ。真っ直ぐ天に向かい伸びた幹から横に伸びる枝が“いらっしゃいませ”と手招きしているように見える。それがウエルカムの由来のようだ。その他に送客松、蒲団松、竪琴松、麒麟松などの名前がついた見事な松がいたるところにある。水墨画で描かれる松の美しさとともに、岩の隙間から松が芽を出して伸びていく姿には、どこから養分を補給するのか自然の逞しさを感じる。私たちもその松のようにしっかりと岩盤に根を張り生きたいものである。中国の水墨画には“黄山画派”があるそうだ。

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旅案内

黄山は奇岩、奇峰や松の他に、山の下には翡翠谷・情人谷、鳳凰源などの渓谷や九龍瀑の滝などの名所も多い。山の上の周遊、西海大峡谷や渓谷も訪れるとなると三日ほどの日数が必要である。

安徽省・黄山周辺の略地図

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