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近代史路地裏散歩5
INDEX
細い通りを気ままに歩いていると、Y字型に道が分かれるところがいくつもあり、そのYの三角(V)の部分に建物が建っている。先端が狭く、まるくカーブをつくりながら二つの道に挟まれて建物が広がり、Yの字の下の部分、1本道の方からその建物を見ると、なんとも味わいのある景色になっている。周辺の樹々との調和もとれて、鼓浪嶼の特徴的景観の一つとなっている。鼓浪嶼の著名な建物には八卦楼、黄家花園、金瓜楼、番楼、天主教堂などがある。八卦楼は赤いドームの建物で1907年に台湾商人が別荘として建て、1924年には日本領事館が接収した。黄家花園、金瓜楼、番楼は1920年から1927年に華僑が建てた別荘である。