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海抜5千mの仏教学院4
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- 海抜5千mの仏教学院2【十明佛学院2】
- 海抜5千mの仏教学院3【十明佛学院3】
- 海抜5千mの仏教学院4【白玉寺】
- 海抜5千mの仏教学院5【金沙江を北に徳格へ】
白玉寺は四川省甘孜藏族自治州白玉県の白玉山にある康蔵地区最大の三つの寺の一つでチベット仏教寧瑪派の寺である。古代、この地域を支配しチベット仏教を信仰したデゲ家の長、徳格士司を供養する五大寺の一つ。清の康熙年間(1675年)に建立され、古くは吉祥尊勝菩堤洲と呼ばれた。チベット語は白玉朗杰絳秋林。一般に白玉寺と言われる。白玉の意味は吉祥の地の意味。
ちょうどその日は大きな法会が終わった後片づけの日だった。たくさんの信者が後片づけを手伝っていた。本堂の金色の建物が青空にひときわ輝き、壁面にチベット紋様が描かれた家には花が飾られ、その向こうの山腹には紅い家々があった。信者の幼い男の子の笑顔がとても印象的で、しばらく一緒に遊んだ。