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仙境の翡翠池3
INDEX
- 仙境の翡翠池【黄龍1】
- 仙境の翡翠池2【黄龍2】
- 仙境の翡翠池3【黄龍3】
- 仙境の翡翠池4【黄龍4】
- 仙境の翡翠池5【黄龍5】
- 仙境の翡翠池6【黄龍6】
黄龍溝は岷山山系の主峰海抜5,588mの雪宝頂と海抜5,160mの玉翠峰の麓にある渓谷である。麓からロープウェイで海抜3,700mくらいまで登り、そこから黄龍溝を下に見ながら遊歩道を2㎞ほど下る。最初に向かうのは海抜3,576mにある黄龍溝でも最も大きな石灰岩棚田の五彩池である。高台から五彩池の全貌を見ることができる。白とブルーの芸術、白と翡翠の自然の棚田と表現すればいいのか、仙境に入ったような景観に圧倒される。
棚田の手前には黄龍古寺がある。別名は雪山寺、白鹿寺と呼ばれチベット語では“瑟尓嵯拉康” (シエルツォラカン)と呼び、黄金の湖の寺である。寺院の建物はロの字、すなわち東西南北、四辺の建物が向き合う四合院建築様式である。
五彩池の南端にまわりそこから北にある黄龍古寺を望む風景を映す写真は、黄龍紹介の代表的写真である。黄龍見学は五彩池から谷を下り約4㎞の間、石灰岩の造形と水の美を楽しむことができる。