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納西(ナシ)族の故郷を歩く3
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- 納西(ナシ)族の故郷を歩く【麗江三古鎮1茶馬古道】
- 納西(ナシ)族の故郷を歩く2【麗江三古鎮2白沙古鎮】
- 納西(ナシ)族の故郷を歩く3【麗江三古鎮3束河古鎮】
- 納西(ナシ)族の故郷を歩く4【麗江三古鎮4大研古鎮】
麗江三古鎮の一つ、唐、宋、元、明、清に至る納西(ナシ)族千年古鎮の束河古鎮を訪ねた。納西語では“紹塢”と言うがどういう意味だろう。納西族が代々受け継いだ小さな“塢”、砦だろうか。束河古鎮も白沙古鎮と同じく木氏起源の八百年の歴史がある茶馬古道の要所に位置する世界文化遺産の古城である。“依山傍水”の古鎮とも言われ、玉龍雪山の麓で湧き出る“龍泉”と呼ぶ清泉、村を流れる小川が美しい村だった。
古鎮を歩くと石板路と呼ぶ石畳の道、“古式古香的気息”の趣が漂う。いたるところに清流が流れて村人の生活用水になり、三段に区切られた水場で野菜を洗ったりする。鎮を歩いていると“美人窩”の看板がある昭和か大正時代の雰囲気の懐かしいお店があった。美人の窟なのか何を売っているのだろう。貧困対策のため少数民族村でつくられた食品などを売る店に入り雲南コーヒーを買った。