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納西(ナシ)族の故郷を歩く4
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- 納西(ナシ)族の故郷を歩く【麗江三古鎮1茶馬古道】
- 納西(ナシ)族の故郷を歩く2【麗江三古鎮2白沙古鎮】
- 納西(ナシ)族の故郷を歩く3【麗江三古鎮3束河古鎮】
- 納西(ナシ)族の故郷を歩く4【麗江三古鎮4大研古鎮】
麗江市街に戻り三古鎮の一つの大研古鎮を歩いた。ここは街中にあり、麗江観光の中心でもう古の雰囲気は漂わないが、それでもたくさんの趣のある建物があり、また工芸品や装飾品、雲南の食べ物の店が立ち並び、二回目の訪問だが歩くと楽しい。丘の上の古鎮を見渡せる落ち着いた雰囲気の民宿に泊まった。
朝早く古鎮を散歩した。空気が澄み、古鎮の向こうに玉龍雪山が聳えていている。
民宿は中庭のある民族様式を取り入れたおしゃれな民宿で、旅の情報やいろいろ面倒を見てくれた。時代が変わり二十年ほど前とは全く比較にならないほど、いい感じ、素敵なデザインの建築で部屋の掃除や調度も行き届いた民宿も増えた。旅人への心使いも昔とは全く違い、行き届いている。
民宿は丘の中腹にあり車では行けないので途中から急な坂を登り降りしなければ行けない。麗江を去る朝、民宿で働く若い女性が山の上の車のところまで送ってくれ、いくら断っても登山道具が詰まった重いバッグを自分が持つからと離そうとしなかった。民宿から麗江空港までおよそ1時間弱かかったが、車代はサービスで民宿が負担してくれた。
雲南女性の優しさにも出会えた旅だった。