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納西(ナシ)族の故郷を歩く2
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- 納西(ナシ)族の故郷を歩く【麗江三古鎮1茶馬古道】
- 納西(ナシ)族の故郷を歩く2【麗江三古鎮2白沙古鎮】
- 納西(ナシ)族の故郷を歩く3【麗江三古鎮3束河古鎮】
- 納西(ナシ)族の故郷を歩く4【麗江三古鎮4大研古鎮】
麗江三古鎮は青蔵高原と雲貴高原の接点に位置する。三古鎮で最も古く、納西(ナシ)族が最初につくった古鎮、麗江の市街から北に8㎞にある白沙古鎮を訪ねた。古鎮から見上げると圧倒される迫力で玉龍雪山が眼前に迫る。
三古鎮で最も素朴さが漂い静かな雰囲気に浸れるのが白沙古鎮である。いつ頃に建てられたのだろうか黒瓦の大きな屋根の布の店の屋根のカーブが空と一体となりなんとも言えない存在感をかもしだしている。
古鎮を歩いていると「白沙羅那」という小さなコーヒーショップ目に入った。Uathias Woltersさんというドイツ青年がお店を出していた。彼も雄大な玉龍雪山と素朴な古鎮に魅かれて遠くやってきたのだろうか。彼も白沙の自然に溶け込んでいるのか優しい雰囲気のドイツ青年だった。白沙には木と和の性の人が多い。唐代にこの地に寺と四方街の通りをつくった、木氏発祥の地である。白沙鎮の四方街は、多くの観光客で賑わう麗江の大研(ターヤン)古鎮の四方街の祖である。白沙古鎮の近くには十万年前の金沙江岩画が数多くみられる。