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四姑娘山、大峰を登る4

四川省

第39回-4

四姑娘山鎮から大本営ベースキャンプへ3

INDEX

  1. 四姑娘山、大峰を登る【長坪溝、枯樹灘】
  2. 四姑娘山、大峰を登る2【四姑娘山鎮から大本営ベースキャンプへ1】
  3. 四姑娘山、大峰を登る3【四姑娘山鎮から大本営ベースキャンプへ2】
  4. 四姑娘山、大峰を登る4【四姑娘山鎮から大本営ベースキャンプへ3】
  5. 四姑娘山、大峰を登る5【大峰山頂】

麓の村、四姑娘山鎮の海抜は3,150m、大本営のベースキャンプは4,379mで距離16㎞、高低差1,200mほどをおよそ10時間かけて歩いた。同行の李明君は体調を考え明日は登らずキャンプに残るという。曇り空は夜には大雨になり激しくテントを叩いた。四姑娘山に来る途中、党嶺の芦葫海に登り、四姑娘山での初日は麓の峡谷、長坪溝を6時間ほど歩き、二日目は16㎞の4千mの山道である。無理をした疲れと激しい雨の音で一睡もできず、眠らなければと思えば余計に目が冴える。山頂からの日の出が見たい、の思いと雨が止まずに明日の登山は中止かな、の思いが交互に頭を交錯する。しかし夜半に雨が止んで、結局一睡もせずに3時に起きて朝食を済ませ、真っ暗の登山道をガイド二人と共にキャンプを出発し、山頂までの約700mを登り始める。真っ暗で周囲は見えないが途中、壁が立ちはだかるようなかなり急な崖を登ってゆく。前に5千mの登りは経験しているので大丈夫と思っていたが、やはりこの日の登りは堪えた。足がなかなか進まず10歩~20歩を登っては一休みを繰り返しあえぎながら登る。

旅案内

尾根の下は海子溝である。海子溝を歩けばパンダに出会えるかもしれない。冗談に聞こえるがそうでもない。四姑娘山の南に大雪山山系の海抜4,930mの来金山という山がある。昔、紅軍が長征で越えた山である。その麓を省道210号が通っている。2015年から2016年にかけて地元の林業局の人が巡回の途中、車の通る省道で5度もパンダに出会っている。日本人にとってはとても信じられない驚きの出来事だろう。よく考えるとこのあたりは生息地なのでそういうことも起きるだろう。

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