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天山の浪漫の回廊2

新疆ウィグル自治区

第35回-2

中天山から国道218号を行く2

INDEX

  1. 天山の浪漫の回廊【中天山から国道218号を行く1】
  2. 天山の浪漫の回廊2【中天山から国道218号を行く2】
  3. 天山の浪漫の回廊3【中天山から国道218号を行く3】

海抜3千mを超える峠をいくつか超えた。峠から振り返ると、来た道の幾層ものカーブがどこまでも続いていた。雪解け水が小さなせせらぎとなってながれ、行く手には真っすぐの道が地平線のかなたまで続いている。
古代、天山山脈を越えて南に向かう夏塔古道、烏孫古道のシルクロードの古道があった。古道を行き天山を越えると阿克蘇(アクス)がある。阿克蘇には中国で最も早く仏教が伝わった“亀磁(キジ)国”があった。亀磁国は“西域佛都”“西域楽都”とも言われ漢、唐の時代に西域護符が置かれ栄えたところで亀磁石窟と呼ぶ石窟、壁画が数多く残り、亀磁石窟は“中国四大仏教石窟”の一つである。亀磁は東西の文化が融合したところで、仏教の影響を受けた貴重な壁画がある。また“亀磁楽舞”と呼ぶ舞踊は中原(漢民族の中心、現在の河南省を中心とする地域)から山東省、朝鮮半島、さらに日本にも影響を与えた。巩乃斯(コンナイシ)草原の向こうに天山が見える。それを越えると“亀磁” に行けると思いながら国道218号を走った。

旅案内

中国の仏教石窟が最も栄えた時期は5~8世紀である。四大石窟は甘粛省、敦煌の莫高窟、又の名は千佛洞。山西省の大同の雲岡石窟。河南省洛陽の龍門石窟。甘粛省天水の麦積山石窟であるが、克孜爾石窟も四大石窟の一つとも言われる。克孜爾石窟は3世紀に着手された。克孜爾石窟に洞窟が236か所あり壁画も80残っている。壁画の総面積は1万㎡におよぶと言う。

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