※このページに掲載した写真は個人利用に限り自由にご利用いただけます。
著作権について
冬の恋情その3-7
INDEX
哈爾濱郊外の雪景色を見て哈爾濱を後にした。吉林の霧淞(霧氷)から始まった東北の旅はまさに冬之恋情ともいうべき旅だった。日本の曲を中国語で歌う「冬之恋情」という歌がある。その一節に「恬静的街上 顯得荒凉 叫我ゼン不惆悵」荒涼とした静かな街 しかしなぜか心穏やかにいられる・・のような意味か。
冬の東北は雪と氷に閉ざされた世界、しかしそこにも厳しいながらも人々の生活があり、美しい雪と霧氷の自然があり、また美しい街並みがあった。真冬の街や村を歩いていると、どこからか美しい調べや歌声が聞こえてくるような、そんな暖かみが感じられた旅だった。