※このページに掲載した写真は個人利用に限り自由にご利用いただけます。
著作権について
感動溢れる仙境の阿壩藏族羌(チャン)族自治州7
INDEX
遊歩道の上でおそろいの民族衣装を着た観光客の女性二人が踊っていた。その踊る姿が広大な湿地と溶け合い、すばらしい舞台で踊りを鑑賞しているようだった。花湖は“黒頸鶴の郷”なので踊りは鶴の舞なのだろうか。観光地が置いている専門の踊り手でなく、一般客が衣装を持ってきて楽しそうに踊っている。いかにも中国的で、広大な湿地と空と踊り手、三位一体になったすばらしい雰囲気を楽しめた。
この日はあいにく小雨も降るどんよりとした曇り空。花の時期にも早く、そのため観光客もまばらで、遠く遊歩道を、傘をさして歩く人の姿が絵のようで印象的だった。
今も風習が残るかわからないが、この地方では男性は3人の妻を持つことができ、一人の妻は3人の子供を持つことができるという。