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近代史路地裏散歩2
INDEX
厦門の街の対岸の鼓浪嶼(クランユ)に渡った。嶼(ユ)は小さな島の意味。もとの名は圓沙洲、厦門島から至近距離にあり厦門市思明区に属する島。面積は1.9㌔㎡の小さな島である。1842年に不平等条約(南京条約)により英国、米国、スペインが領事館を設置、その後1902年に日本、米国、ドイツが租界協定を結び、英国、米国、ドイツ、日本、スペイン、オランダ、オーストリア、スイス、フィリピンなども領事館を設置した。言わば近代動乱の歴史の縮図のような島でもある。そして島には多くの教会や学校、病院、商業施設などの西洋建築があり、歴史建造物として保存されている。