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客家(はっか)の故郷4
INDEX
- 客家(はっか)の故郷【南靖土楼と田螺杭雲水謡1】
- 客家(はっか)の故郷2【南靖土楼と田螺杭雲水謡2】
- 客家(はっか)の故郷3【南靖土楼と田螺杭雲水謡3】
- 客家(はっか)の故郷4【南靖土楼と田螺杭雲水謡5】
- 客家(はっか)の故郷5【永定土楼】
土楼は冬暖かく夏は涼しい。壁全体が土で保温性もよく、夏は太陽熱を遮り涼しい。同じ階で一家族が生活するのでなく、一階、二階、三階と上下に部屋を使用したようである。
一階は台所、上層階が倉庫と居住室、外来客の部屋になっているようだ。トイレは居住する部屋になく外にあり、夜はバケツで用をすませた。大きな土楼には学校や集会所もあったようだ。財力のある家族は集団生活の土楼の隣に個人の別宅として小さな土楼も建設している。福建省に3000棟あるという土楼、その多くが現在も人が住み、中には古い土楼に現代建築の部屋を増設したものもあった。