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チベットの愛に育まれた世界自然遺産5
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- チベットの愛に育まれた世界自然遺産【九寨溝1】
- チベットの愛に育まれた世界自然遺産2【九寨溝2】
- チベットの愛に育まれた世界自然遺産3【九寨溝3】
- チベットの愛に育まれた世界自然遺産4【九寨溝4】
- チベットの愛に育まれた世界自然遺産5【九寨溝5】
則査洼溝から日則溝に回り、最後に樹正溝を南に向かった。樹正溝の途中、川の流れの上に木の小屋があり水車が回り、青稞(ク)(裸麦)をつく大きな石臼があった。
青稞で餅(パン)をつくり、また青稞酒もある。小屋で一休みをして酥油茶(suyocha)を飲む。酥油茶はチベット族が普段に飲むバター茶で、羊やヤクのミルクでつくったバターに磚茶と塩を入れて飲む。雲南雨崩村のチベット族ガイドの家に行った時に出してもらったのもバター茶だった。
小屋からさらに南に歩いて行くと芦葦海と呼ぶ葦の湿原に出た。葦が生い茂る中を一本のブルーの線となって透き通った水が流れていた。