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茶馬古道に聳える聖なる雪山2
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- 茶馬古道に聳える聖なる雪山【石卡雪山1】
- 茶馬古道に聳える聖なる雪山2【石卡雪山2】
山頂へのロープウェイが突然止まり、どうも点検をしているらしい。少し不安だったが、おかげで途中の素晴らしい風景をゆっくり楽しむことができた。石卡雪山の中腹には杜鵑花(シャクナゲ)の広大な林が拡がり、杜鵑村という村もある。
季節にはサクラソウだろうか、黄色の錫金報春(プリムラ)や瑞香狼毒というジンチョウゲの花が咲く。中腹の亜拉青波草原は牧草の質がよく、良いヤクの乳がとれる。
中腹にある牧場に行った。一面にツツジだろうか、ミヤマキリシマのような淡いピンクの可憐な花が咲き、その向こうに石卡雪山が見える。
牧場にある集会所の小屋では少数民族の着物を着たおばさんたちが囲炉裏を囲んで楽しく話をし、夏の間に牧場で寝泊まりする木の小屋の前で、そこに住むおじいさんがにこやかに迎えてくれた。ここは小熊猫(レッサーパンダ)や豹、黒頸鶴の生息地でもある。