※このページに掲載した写真は個人利用に限り自由にご利用いただけます。
著作権について

山を彩る金色の絨毯2

広西壮族自治区

第41回-2

龍脊棚田2

INDEX

  1. 山を彩る金色の絨毯【龍脊棚田1】
  2. 山を彩る金色の絨毯2【龍脊棚田2】
  3. 山を彩る金色の絨毯3【龍脊棚田3】

小学生の頃の思い出は親戚のおじいさん、おばあさんが住む奈良の山里の思い出。段々畑とその上にある小さな家、谷をながれる小川の水遊び、井戸のスイカ、自家製の冷たいお茶、半ズボンと真っ白いランニングシャツ、畑の中を走るボンネットバスである。その時代の日本の原風景も棚田である。日本の棚田にはどこかほのぼのとした人を包みこむやさしさを覚える。しかし中国の棚田はスケールが違った。自然の風景と同じで、先ず感じるのは壮観、壮大さである。中国の棚田を見ていると厳しい自然に立ち向かってきた人々の気概が伝わってくる。
稲を刈る前の黄金の棚田、雪の棚田、田の水が輝く棚田、青々とした棚田、霧がながれる幻想的な棚田。季節により棚田で見る夢も違う。しかし棚田と共に暮らす人々には四季の棚田も日々の生活の一コマだろう。自然をあるがままに受け入れて棚田は代々子孫に引き継がれて来たのだろう。毎日、何百mも山を登り田を耕す。大変なことと思いながら棚田を見ていると、どこからか“そんなことはあたりまえ、だってもう千年も同じことをしてきたのだから”という声が聞こえた。
今年も棚田は農機具を使わずに人の手で耕やされ、実りの秋を迎えた。

旅案内

麓の村で“竹筒香飯”を食べた。新鮮な竹の中にもち米と水を入れ具材に猪(ブタ)肉などを入れてバナナの葉で竹筒の口をふさいで炭火にかける。香りと野性味のある味を楽しめ“香飯”と言われる。雲南省などに住むタイ族やハニ族、ラフ族の家庭で食べられている。もち米に香りと味がしみ込み棚田の恵みを味わった。

map

page_top