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亜丁への道5

四川省

第16回-5

天路十八号を越えて理塘へ

INDEX

  1. 亜丁への道【紅石公園】
  2. 亜丁への道2【紅石公園から康定へ】
  3. 亜丁への道3【折多(チタ)山】
  4. 亜丁への道4【貢嘎(コンガ)山】
  5. 亜丁への道5【天路十八号を越えて理塘へ】
  6. 亜丁への道6【海子(ハイツ)山】

亜丁に行くには成都から高速道路で雅安まで行き、西蔵に向かう国道318号を西に進む。康定を過ぎ、海抜4,298mの折多山峠を越え、コンガが望める街、新都橋を通り、天路十八号と呼ぶ長いS字カーブを登って峠を越える。
天路十八号の近くの山に大きくチベット語の祈りの文字が描かれ尾根の上に白いパオと1頭の馬が青空に浮かんでいる。絵のような風景を見ながら海抜4,429mのカツラ山峠を越えると理塘の街に着く。理塘は成都から654㎞、海抜4,014mにある人口7万人あまりの街である。住民は西蔵族が90%以上を占める世界最高所の街の一つである。理塘は藏語で“勒通”、勒は銅鏡、通は草原の盆地で銅鏡のように輝く草原を意味する。唐の時代には吐蕃(トバン)のチベット王朝の支配下にあった。真夏の7月でも平均気温は10度ほどである。三世ダライラマも訪れたという理塘寺がある。近くには海抜6,204mの格聶(クニエ)神山がある。海抜4千mを越える峠をいくつも越えているとここがチベット、青海から続く青蔵高原の一部であることを実感する。理塘の街は真っ青な空の下にあった。

旅案内

世界で最も高所にある街はどこだろうか。かなりの住民が居住するところでは南米、ボリビアの海抜4,150mのエルアルトだろうか。理塘はそれに匹敵する高所にあるが日本ではあまり知られていない。因みに日本で10万人以上の都市で最も高いところにあるのは長野県松本市で海抜610mである。県庁所在地では長野市の372mが最高である。理塘は空が澄み渡り美しい街路の街だった。

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