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亜丁への道4

四川省

第16回-4

貢嘎(コンガ)山

INDEX

  1. 亜丁への道【紅石公園】
  2. 亜丁への道2【紅石公園から康定へ】
  3. 亜丁への道3【折多(チタ)山】
  4. 亜丁への道4【貢嘎(コンガ)山】
  5. 亜丁への道5【天路十八号を越えて理塘へ】
  6. 亜丁への道6【海子(ハイツ)山】

新都橋は成都から西蔵(チベット)自治区に向かう国道318号が通る街である。その街に貢嘎(コンガ)山が見える丘がある。貢嘎山は海抜7,556mで四川省で一番高い山、“蜀山の王”(蜀は四川省の意)と呼ばれミンヤコンガの別称もある。貢嘎の周囲には6千m以上の高峰が45峰あり、麓には燕子溝や海螺(ハイロウ)溝の氷河渓谷がある。最長の氷河は13㎞ある。貢嘎の貢は藏語で氷雪、嘎は白を表わし「純白の氷山」である。貢嘎山には斜度60~70度の垂直に近い高い壁があり、外国人を含め過去40人ほどが登攀途中に命を落とし、世界でも最も登頂が困難な山の一つと言われる。その麓には高度千mを超える大瀑布がある。丘に登って遠望した貢嘎山はその名のとおり南極の山のように純白に輝き、夕刻になると山は夕陽に照らされた。貢嘎山は“王の山”として崇め見られることに、頬を赤く染めたように恥じらいながらも、周囲を圧倒する姿でたたずんでいた。このあたりはもうチベット文化圏、沿道にはチベット風の民家が続いている。

旅案内

新都橋は康定市にある国道318号沿いの海抜3,460mにある小さな街である。新都橋を西に向かえば西蔵(チベット)方面に行き、北に向かえば塔公寺を経て四川省と西蔵を結ぶもう一つの道、川藏北路に行く。その途中の八美で東に向かえば丹巴(タンバ)に入る。成都から行けば新都橋の手前の折多山が蔵族文化と漢族文化の分水嶺のような場所で、そこから西は伝統的な西蔵式住宅が目立つようになる。

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