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錦秋の阿尓山3
INDEX
阿尓山には二つの主な天池がある。天地の総称で呼ばれる天池と駝峰(ラクダのコブ)嶺天池である。
天池は阿尓山の象徴的風景で広く知られている。天池は火口湖で海抜1332mにある。湖の長さは450m、幅300m、天上の神様母娘が洗浴する池の伝説が残る。
大興安嶺の緑の森の中に碧い水を湛える円形の天池を空から映した、神秘の湖の写真が広く知られている。だが、周囲の山には木が茂り、天池に行っても湖を見下ろすことはできない。見ることができるのは湖畔の風景だけである。
尤も昨今はドローンを飛ばす人も多いので、空からの風景もよく知られている。初夏には天池の周囲は油菜花で黄色く縁どられ、空から見れば森の緑と湖畔を彩る黄色い花、そして湖の碧、そんな風景も見ることができる。
山を下りると売店で花茶を売っていた。七彩菊、龍胆花(リンドウ)、野玫瑰(メイクイ、野バラ)雪蓮花(セツレンカ)、杜鵑(ツツジ)、雪菊など、花茶を楽しもうと買って帰った。