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湘西文化が伝わる歴史の街

湖南省

第26回

黔陽古城と洪江古商城

INDEX

  1. 湘西文化が伝わる歴史の街【黔陽古城と洪江古商城】

鳳凰から懐化(ハイファ)を過ぎ、その南に黔陽古城がある。漢の時代から二千二百年続き、湘西(湖南省西部)の歴史文化を伝える名城で、唐、明、清の時代の役所や商人の建物が残る。
さらに黔陽古城の南、沅(ヤン)江と巫(ウ)江の合流するところには洪(ホン)江古商城がある。明、清の時代に栄えた洪江商人の古商城で、洪江特産の桐油の商人の建物や新聞社や劇場、遊郭、清朝政府の徴税管理の役所「厘金局」などの風情のある建物が残る。洪江は滇(テン、雲南省)、黔(ケン、貴州省)、桂(クイ、広西チワン族自治区)、湘(シャン、湖南省)、蜀(シュ、ショク、四川省)の五省の物資集散地だった。多くの物資が沅江の豊かな水により洪江に集められた。沅江は貴州省から湖南省を北東にながれ洞庭湖となりさらに長江(揚子江)となる。湘西地方は長寿の地で、地元の人の話では、洪江の人は毎日、夕食後に散歩をするという。夕刻、洪江市内を流れる沅江にかかる大橋を、夕食を終えた人々がたくさん散歩していた。張家界から洪江への道は古城街道だった。

旅案内

湘西に来るとき往路は上海から張家界まで在来線の夜行列車に乗った。1室に上下と対面に四つの寝台がある列車である。列車が速度を落とすたびにガタン、ガタンとつんのめったようになりそのたびに目が開く。しかし復路は懐化(ハイファ)の街から高速鉄道、中国の新幹線の夜行に乗り北京に行った。広大な中国では夜行の寝台新幹線が走る。それが非常に快適だった。真っ直ぐに足を伸ばして横になれるし、隣の席とはボックスで仕切られまるで二階のカプセルホテルのようなつくりでほとんど揺れも感じない。

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