※このページに掲載した写真は個人利用に限り自由にご利用いただけます。
著作権について

朝日に輝き雲海に浮かぶ岩峰3

広東省

第43回-3

丹霞山3

INDEX

  1. 朝日に輝き雲海に浮かぶ岩峰【丹霞山1】
  2. 朝日に輝き雲海に浮かぶ岩峰2【丹霞山2】
  3. 朝日に輝き雲海に浮かぶ岩峰3【丹霞山3】

丹霞には男岩、女岩と呼ぶ男女の象徴的な岩がある。男岩の前で旅行に来たおばさんが大喜びで、大声を上げて踊っていた。とても日本女性にはまねができないだろう。中国の女性は日頃、街の公園でも平然と歌を歌い踊ったりしているので人前でのパフォーマンスには慣れている。また中国では日本よりはるかに男女の差は少ない。中国の家庭では日本のように“女らしく”の言葉で子供を育てないだろう。女は女らしくの言葉もほとんど聞かない。中国人の友人に聞いてもそんな言葉で子供を育てない。話し言葉にもほとんど男女の区別はない。男女の違いを意識して話す人もいないだろうし、区別する言葉も無いだろう。日本で女性の靴のヒールの高さが問題になるようなことは中国では起きようがない。“耐えて忍んで”というのは日本の演歌の世界の話で、中国では場違いの言葉だろう。もっとも耐えて忍んでも遠い昔の日本のことかも知れないが。それとも日本の歌の文句の“忍と言う字は心に刃(やいば)を乗せるのね”のように日本女性は忍びながらも心に刃を秘めているかも知れないが。中国では常に刃を見せながら堂々と男性と渡り合う女性も多い。そんなことを考えながら男岩を前にして笑いながら踊るおばさんを見ていた。

旅案内

長老峰の巨大な岩山を下りて麓の樹林帯を歩いた。そこには夜明け前に見えた雲の海に頭をのぞかせていたいくつかの岩峰があった。小さな岩峰の頂上に登った。その岩峰を姿、形が違うたくさんの岩峰が取り囲み、それぞれが何かを言いたげに存在している。まわりには誰もおらず一人悦に入って静寂の中で個性の違う岩たちに聞こえるように中国の女性に負けずに大声で歌を歌う。

map

page_top