感動中国100 記事一覧
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第58回
“天井図画”の奇岩の地黄山
朝早く、暗いうちに宿舎を出て日の出が見られるスポットに向かった。あちらこちらの宿舎から懐中電灯をかざした多くの人が集まり、日の出が見える一番いい場所に人がひしめき合い、場所を確保するのも大変だった。奇岩の峰々の向こうから姿を見せた朝日はまた格別だった。
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第57回
西藏高原最東端を行く華棚溝・羊茸哈徳と達古氷河・都江堰
峡谷を歩き、華棚溝景区の一般コースの一番奥にある紅山湖のさらに先を少し四姑娘山の長坪溝に通じているだろう道を歩いた。ガイドもおらず誰もいないため、途中で引き返したが、ゆっくり時間をとり、いつか紅葉の時期に何年か前に歩いた長坪溝まで歩いてみたいと思う。華棚溝の上には標高5,922mの大黄峰、標高5,430mの半背峰がある。
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第56回
巴顔喀拉(パヤカラ)山脈の神界トレッキング連宝叶則・年保玉則
どこかで西蔵仏教の何人かの僧侶があずき色のラマ服を着て、湖の畔を歩く写真を見た。湖の向こうには不思議な存在感がある雪の岩山と花と緑の草原が映っていた。まるで来世の仏の世界を表わしたような写真で、地名には年保玉則(nianbaoyuze)とあった。
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第55回
母なる黄河を渡り国道345号を行く国道345号と黄河
瑪曲から久治への途中、天下黄河第一湾の大橋を渡る。黄河の河畔の草原で恋人同士が黄河を見ながら休んでいる。母なる河、雄大な黄河を前に恋人が語り合う。なんと絵になる素晴らしい光景だろうと思いながらシャッターを切る。こちらの様子に気づいたのか手を振って答えてくれた。
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第54回
チベット族と回族が平和共存する聖なる地郎木寺
郎木寺は甘粛省甘南藏族自治州碌曲県及び四川阿壩藏族羌(チャン)族自治州にある。 街の中を白龍江が流れ、二つのチベット仏教寺院が白龍江をはさみ向かい合っている。 江北にあるのは江北賽赤寺、別名達倉郎木賽赤寺とも呼び、郎木寺は四川の名称である。江南には甘粛に属する木格尓底寺、別名達倉郎木格尓底寺がある。
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第53回
神仙が住む天上のツァガナ扎ガ那(ツァガナ)
甘粛省の南にある迭(シュアン)部の街から30㎞ほど道路を走ると目の前に迫力ある大きな岩山がたくさん見えてくる。その岩山の真下に村がある。村は海抜2,700~3,300mにあり、周囲の山の最高は海抜4,500mある。それが扎ガ那、ツァガナ(zhagana)で甘粛省甘南藏族自治州迭部県にある。
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第52回
感動溢れる仙境の阿壩藏族羌(チャン)族自治州若尓盖(ルァルガイ)大草原
若尓盖大草原にある「黄河九曲第一湾」は雲瑞天堂、雲の中の天堂とも言われ、最も美しい黄河の景観の一である。第一湾を眼下に見下ろす丘の上からの夕陽の美しさ、黄昏夕照は眞に天堂である。黄河九曲第一湾で黄河と白河が合流している。
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第51回
チベットの愛に育まれた世界自然遺産九寨溝
五彩池の透き通ったブルーと翡翠のような緑の水、九塞溝はまさにチベットの愛によって生まれた神の世界の造形だった。鏡のような湖面に倒木が浮かび、その木の上に、華道の心得ある人が植えたかのように草木が茂っている。 五彩池は“九寨之眼”とも言われ小さいながらも九寨溝で最も美しい湖。浅いように見えるが水深は6.6mある。水は地下水で冬も凍らない。太陽と藻、カルシユムなどで五彩に輝く。
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第50回
仙境の翡翠池黄龍溝
黄龍は四川省阿壩藏族羌族自治州松潘県にある。黄龍風景区は700㎢におよぶ広大な地域で海抜1700mから5,588m、最高峰の山は岷山山系の主峰雪宝頂である。雪宝峰は現存する中国の氷河の最東の地点で年中、雪に覆われている。黄龍風景区の中には主要景区の黄龍溝の他に丹雲峡や牟尼溝、西溝などの美しい景観の地域がある。その中でも黄龍溝は4.3㎞ほど続く石灰岩の白、黄土色と澄んだブルー、翡翠色の水の“棚田”や滝が続き“人間瑶池“人間仙境”、“世界の翡翠”とも言われる。