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茫茫沙漠(果てなき砂漠)
INDEX
- 茫茫沙漠(果てなき砂漠)【タクラマカン砂漠その1】
- 茫茫沙漠(果てなき砂漠)2【タクラマカン砂漠その2】
塔克拉瑪干(タクラマカン)砂漠は世界で10番目、中国では最大の砂漠で、風により砂丘が移動する世界で2番目の流動砂漠で、東西1000㎞、南北400㎞の大砂漠である。タリム盆地を走り阿拉爾(アラル)の街で泊まり翌日朝、タクラマカン砂漠に向かった。砂漠の中に足を踏み入れるとそこは平坦な地でなく、砂丘が波のように波打つ風景がどこまでも続いている。砂丘の高さは300mに達するものもある。
タクラマカンのタクはウィグル語で山、ラマカンは広大で山の下の広大な砂漠の意味。山とは天山を指すのだろう。砂漠の過去の最高気温は67.2度、昼夜温度差は40度以上になる。年間平均気温は9度から11度、7月の平均気温は25~27度。年平均降水量は100ミリほど。冬場はマイナス20度を下回る日が1日から2日程度あるという。最高気温の67度からマイナス20度。100度近い驚く気温の差である。タクラマカン砂漠の面積は約33.7万㎢、日本の面積が37.8万㎢なので、ほぼ日本全体がすっぽり入ってしまうほどの広さである。