※このページに掲載した写真は個人利用に限り自由にご利用いただけます。
著作権について

峡幽神秘、五絶の世界3

湖南省

第22回-3

張家界

INDEX

  1. 峡幽神秘、五絶の世界【天門山1】
  2. 峡幽神秘、五絶の世界2【天門山2】
  3. 峡幽神秘、五絶の世界3【張家界】

武陵源には土家(トチャ)族、白族の山の民の少数民族が暮らしている。武陵源の山の上には昔、千あまりの土家の家族が住んでいたが、今は五十家族ほどが暮らす。三月三日は土家族の女子の祭りである。その日、若い男女は広場で踊り、女子が男子を好きになったら足を3回踏んで交際が始まる。そして九月九日に結婚式が行われる。結婚式で花嫁は新郎からプレゼントされた銀の飾りで頭と胸を飾り、赤いスカーフをつけるという。武陵源には白族も暮らす。昔、白族は文字を持たず、大きな声で歌を歌い意思を通じた。きっとその歌声は風に乗って張家界の峰々に響き渡ったのだろう。張家界の奇峰は山の上の台地を散策して眺めるのもいいし、渓谷を歩き、静かに瀬音を聞きながら、聳え立つ奇峰を見上げるのも格別の趣がある。張家界に入るには5つの入り口があり、ロープウェイが通じている。奇峰の間を縫うように走るロープウェイは圧巻である。土家の青年の話では張家界は年に数日、雪が積もる日があるという。綿帽子のように雪をかぶった純白の峰々を想像すると無性に雪の日に再び訪れたい想いが湧いてくる。

旅案内

あまり多くの人が行かない張家界を見たいと思い一般のコースを離れて歩いた。静寂の中で風の音だけが響き渡りまさに桃源郷だった。沢沿いを歩き、下から見上げた岩峰も趣があった。土家の青年に張家界に雪が降った時にはぜひ連絡を欲しいと伝えたが、知らせを聞いてかけつけても雪は消えているだろう。やはり地元にいる人にしか見ることができない桃源郷の冬景色なのだろうか。帰りは岩峰の間を縫うように走る圧巻のロープウエイに乗り、山を下りて名物の鴨鍋を食べる。

map

page_top